ウルトラファインバブルで排水口のヌメリ汚れは落ちるのか?
家の中で汚れが気になる場所といえばキッチンの「排水口」です。
その理由は排水口周りには「ヌメリ」が発生するからです。
毎日掃除していてもヌメリは発生してしまいます。
このしつこいヌメリを落としてくれるのが「ウルトラファインバブル」です。
今回は、ウルトラファインバブルで排水口のヌメリ汚れは落ちるのかについて、どこよりもわかりやすくご紹介します。
そもそもウルトラファインバブルで「排水口のヌメリ汚れ」は落ちるのか?
結論、ウルトラファインバブルで排水口のヌメリ汚れは落ちます。
その理由はウルトラファインバブルはヌメリの原因を落としてくれるからです。
ウルトラファインバブルは主に次の3つの作用でヌメリの原因を落とすことができます。
1.電気的作用
2.界面活性作用
3.衝撃圧力作用
またウルトラファインバブルには一度汚れを落とした後の汚れの再付着をブロックしてくれる効果もあります。
ウルトラファインバブルとは何か?
ウルトラファインバブルとは「1㎛ 未満の気泡」のことです。
「㎛」の読み方は「マイクロメートル」と読みます。
1㎛とは1mmの1000分の1の大きさになります。
比較すると1μmとは細菌の1つの大きさで、100μmくらいが人の髪の毛の大きさです。
また直径1㎛未満~1㎚程度の微細な気泡のことをすべてウルトラファインバブルといいます。
「㎚」の読み方は「ナノメートル」と読みます。
1㎚は、1μmのさらに1000分の1の大きさです。
ちなみにタバコの煙の粒子の大きさは約100nmといわれています。
ウルトラファインバブルはタバコの煙の粒子よりもさらに小さい気泡であるということです。
比較対象 | サイズ |
人の髪の毛の太さ | 100μm |
細菌 | 1μm |
タバコの煙の粒子 | 約100nm |
ウルトラファインバブルの気泡 | 1㎛未満~1㎚(0.001~0.000001mm) |
キッチンのヌメリの原因とは何か?
キッチンのヌメリの原因は「バイオフィルム」です。
バイオフィルムとは微生物が繁殖して形成される粘着物質の膜(ヌメリ)のことです。
微生物とは大きさが「100μm未満の生物」のことをいいます。
バイオフィルムを形成する微生物は主に細菌(バクテリア)・黒カビなどです。
細菌・黒カビについて、それぞれ簡単にご紹介します。
❶細菌とは?
細菌とは大きさが1μm程度の微生物のことです。
ちなみに排水口のヌメリには1種類ではなく、約300種類以上の細菌たちが生息しているといわれています。
もし排水口にヌメリがある場合には、そこには約数千億以上の細菌がいると思ってください。
❷黒カビとは?
黒カビとは、大きさが約5μmの胞子状の微生物のことです。
胞子はやがて発芽し、菌糸と呼ばれる糸のようなものを伸ばし繁殖します。
黒カビの正式名称は「クロカワカビ」といいます。
長期間放置して頑固な黒カビになると、仮に洗浄して死滅させても簡単に再繁殖するので注意が必要です。
排水口にヌメリが形成される原因
排水口にはよくヌメリが形成されます。
こちらでは排水口にヌメリが形成される原因についてご紹介します。
❶食べカス
1つ目の原因は食べカスです。
食べカスとは、食べ残した食材のことです。
具体的には米粒・野菜の切れ端などになります。
食べカスを短時間でも排水口内にあるゴミ受けに放置するとヌメリが発生します。
❷油脂分
2つ目の原因は油脂分です。
油脂分とは、サラダ油や肉からしみ出た油のことです。
油脂分を排水口内に流すとヌメリが発生します。
油脂分は温めると液体になりますが、冷えると固まって排水口の中に付着します。
❸石鹸カス・洗剤カス
3つ目の原因は石鹸カス・洗剤カスです。
石鹸カス・洗剤カスとは、石鹸・洗剤成分と水道水に含まれる成分が結合してできた成分のことです。
石鹸・洗剤を排水口に流し続けるとヌメリが発生します。
また石鹼カス・洗剤カスはどんどん蓄積していきます。
ベトベトした黒っぽい汚れがあれば、それは石鹸カス・洗剤カスかもしれません。
❹水アカ
4つ目の原因は水アカです。
水アカとは水道水に含まれるミネラルのことです。
水アカがシンクや排水口に付着するとヌメリが発生します。
水道水に含まれる炭酸カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が水アカの原因です。
シンクの表面に白いウロコのような汚れがついていたら、それは水アカが発生していると思ってください。
❺20〜30℃の温度
5つ目の原因は20〜30℃の温度です。
温度が20〜30℃になると、ヌメリが発生しやすくなります。
その理由は20〜30℃が、多くの微生物にとって最も活発に活動できる温度帯であるからです。
微生物は20〜30℃になると、食べカスなどの栄養分を吸収し急激に繁殖を開始します。
❻70%以上の湿度
6つ目の原因は70%以上の湿度です。
70%以上の湿度は、微生物が最も繁殖しやすい湿度です。
空気中の水分を吸収しどんどん繫殖していきます。
ヌメリを放置するとどうなる?
排水口のヌメリはそのまま放置するとどんどん悪化します。
こちらではヌメリを放置するとどうなるのかについてご紹介します。
❶ヘドロ化する
ヌメリを放置するとヘドロ化します。
ヌメリがひどくなってくると、ヌルヌルして苔っぽくなってきます。
その後簡単には落ちなくなり、髪の毛や小さなゴミなどがだんだん付着していきヌメリが大きくなります。
そして蓄積されたヌメリがやがてヘドロ化し簡単にはとれません。
❷悪臭がする
ヌメリを放置すると悪臭がするようになります。
原因は食材のカスや油脂分などが排水口に溜まると、雑菌が繁殖することで腐ったような残飯臭を発するようになるからです。
排水口から悪臭がするようになると近くで料理をつくっていたり、食事をする時に料理が不味くなります。
❸排水パイプがつまる
ヌメリを放置すると排水パイプがつまるようになります。
原因は排水パイプの中でヌメリが成長し、食材のカス、油脂分、ゴミなどを付着させ長い時間をかけてパイプの中を狭めているからです。
一度ヌメリが発生すると、洗い物をするたびに食材のカス、油脂分、ゴミなどがどんどん付着して排水パイプがつまります。
すると排水が抜けなくなり、排水漏れが起こる可能性があります。
排水口のヌメリを落とすにはウルトラファインバブルがおすすめ
排水口のヌメリを落とすにはウルトラファインバブルがおすすめです。
ウルトラファインバブルであれば、水道水では落ちない排水口のヌメリをしっかりと落とすことができます。
次の章から、ウルトラファインバブルが排水口のヌメリを落とすことができる3つの理由についてわかりやすくご紹介します。
電気的作用
電気的作用とは、ウルトラファインバブルの気泡がマイナスの電荷を帯びることで、プラスの電荷を持つ汚れに付着し中和後、汚れを分離しやすい状態にすることです。
ウルトラファインバブルの電気的作用により、排水口に付着したヌメリを分離しやすい状態にします。
界面活性作用
界面活性作用とは、ウルトラファインバブルは気泡になると水の表面張力を小さくすることができます。
すると水道水では入れないような小さなすき間にも入ることができるので、排水口の中のヌメリを粒子レベルで落とすことができます。
衝撃圧力作用
衝撃圧力作用とは、ウルトラファインバブルの気泡が「圧壊(あっかい)」をして、その衝撃波の威力で汚れを粉々に破壊する作用のことです。
ウルトラファインバブルの気泡は壊れる時に大きな衝撃波を発生します。
結果排水口のヌメリを破壊し落としてくれます。
家庭で簡単にウルトラファインバブルを使うには?
家庭でも簡単にウルトラファインバブルを使うことができます。
やり方は「ウルトラファインバブル生成ノズル」を家庭の水道管につなぎ蛇口をひねるだけです。
たったこれだけでウルトラファインバブル水ができ、排水口のヌメリも落としてくれます。
まとめ
今回は、ウルトラファインバブルで排水口のヌメリ汚れは落ちるのかについてご紹介しました。
排水口のヌメリはどこの家庭にとっても悩みのタネです。
洗剤で洗っても、数日経つとすぐに発生します。
ウルトラファインバブルを使うことで、ヌメリが落ち、今後ヌメリに悩まされることがなくなります。
家中まるごと ウルトラファインバブルについてもっと詳しく知りたいのでしたら、お問い合わせフォームや、フリーダイヤル0120-878-167(9:00〜19:00)までお問い合わせください。