ウルトラファインバブル生成ノズルとは?発生原理・特徴・サイズ!
家中で、簡単にウルトラファインバブルを使える方法があることをご存知でしょうか?
その方法とは家の水道の元栓に「ウルトラファインバブル生成ノズル」を取り付けることです。
新築・既存のどちらの家にも簡単に取り付けることが可能です。
では、ウルトラファインバブル生成ノズルとは一体どんなものでしょうか。
今回は、ウルトラファインバブル生成ノズル・発生原理・特徴・サイズについてわかりやすくご紹介します。
ウルトラファインバブル生成ノズルとは?
ウルトラファインバブル生成ノズルとは、水を通すだけでウルトラファインバブルを発生させることができるノズル型の生成装置のことです。大きさは手のひらサイズで、直径は家庭の水道管程度です。一度、取り付けてしまえば、半永久的にウルトラファインバブルをつくり続けてくれます。
ウルトラファインバブル生成ノズルの発生原理とは?
ウルトラファインバブル生成ノズルの発生原理は次の通りです。
生成ノズルに水を通し水圧をかける
生成ノズルの絞り部分を水が高流速化して通過する
水の中にある溶存空気(主に酸素のこと)が減圧沸騰する
水が生成ノズルの強攪拌領域(きょうかくはんりょういき)に入り、爆発的な乱流が起こる
生成ノズルの反対側にウルトラファインバブルを噴射する
簡単にいうと、ウルトラファインバブル生成ノズルは、水がウルトラファインバブル生成ノズルを通るだけでウルトラファインバブルができる仕組みです。
一般的なウルトラファインバブル生成ノズルのコア部分の構造は「広い ⇒ 狭い ⇒ 広い」という砂時計のような構造になっています。
ただしメーカーによって発生原理・構造・仕組みが異なります。
ウルトラファインバブル生成ノズルの特徴とは?
ウルトラファインバブル生成ノズルは、さまざまな環境で簡単にウルトラファインバブルをつくることができるノズルです。
こちらではウルトラファインバブル生成ノズルの特徴についてわかりやすくご紹介します。
水道の元栓に設置するだけで家中ウルトラファインバブル水にできる
ウルトラファインバブル生成ノズルは、水道の元栓に設置するだけで家中ウルトラファインバブル水にすることが可能です。
利用方法は次の通りです。
最初に生成ノズルを家の水道の元栓に設置する
次に家の中のどこかの蛇口を開く
やることはわずか2ステップだけです。
たったこれだけでノズルを通った水道水はすべてウルトラファインバブル水になります。
一般的に設置場所は
水道メーターから自宅に入る前の水道管に取り付けることがおすすめです。
取り付けも簡単で、水道工事業者に頼めばすぐに取り付けてくれます。
清潔なウルトラファインバブル水がつくられる
ウルトラファインバブル生成ノズルは、外気を取り込まない構造なので、つくられたウルトラファインバブル水は清潔です。
ウルトラファインバブル発生装置によっては外気を取り込む構造になっているものもあります。
そうなると雑菌・ウイルスなどを取り込むおそれがあり危険です。
人が利用する場合は、利用を控えた方がよいでしょう。それに対し、ウルトラファインバブル生成ノズルは、外気を取り込まず水道水の中に溶け込んでいる空気のみを原料にしてウルトラファインバブルを生成しています。そのためつくられたウルトラファインバブル水は清潔です。
住人は雑菌・ウイルスなどへの感染を心配する必要がなく、安心して利用することができます。
水量・水圧が落ちない構造
ウルトラファインバブル生成ノズルは、水量・水圧が落ちない構造です。
ところが以前は、ウルトラファインバブル生成ノズルを取り付けると水量・水圧が落ちていたといわれています。現在は度重なる改良が成功して、一般的な水道の水量・水圧とまったく変わらなくなりました。
水量・水圧が落ちなくなった理由は、生成ノズルのコア部分の水流の制御が効率的にできる構造になったからだといわれています。
そのためシンクでの洗い物、シャワーでの洗髪の時もストレスフリーで利用可能です。
一度設置するとメンテナンスフリー
ウルトラファインバブル生成ノズルは、一度設置するとメンテナンスフリーです。
どんなにウルトラファインバブル水が自宅で簡単につくれても、定期メンテナンスが必要だと面倒です。
もし定期メンテナンスを忘れると、壊れてしまうものなら設置を控えてしまうかもしれません。
ところがウルトラファインバブル生成ノズルは、堅牢な構造になっています。
そのためほとんど壊れることがありません。
よって一度設置するとその後のメンテナンスは不要です。
飲用できるので家中で何にでも使える
ウルトラファインバブル生成ノズルでつくったウルトラファインバブル水は人が飲むことが可能です。
安全に関しては、これまでの水道水とほぼ同じです。
そのため飲用・料理・洗顔・お風呂・シャワー・洗い物(漬け置きすると効果的)・洗濯・トイレの水などに安心して使うことができます。
また染めた髪も色が落ちることがありません。
そのため家中で何にでも使うことが可能です。
排水管の中が汚れなくなる
ウルトラファインバブル生成ノズルを使うようになると排水管の中が汚れなくなります。
一般的に家の排水管の中はさまざまな汚れが付着します。
主に次の通りです。
バイオフィルム(微生物や微生物が産生する物質のかたまり)
スケール(水の中のカルシウムやマグネシウムなどが堆積したもの)
尿石(人の尿のタンパク質や尿素が細菌の働きで変質してできたもの)
これらの汚れは排水管の内側にこびりつき、臭いや劣化の原因です。
ウルトラファインバブル生成ノズルがつくったウルトラファインバブルには洗浄効果があります。
汚れを剥がしたり、自身に汚れを吸着させる効果があるので排水管の中が汚れなくなります。
外部動力不要でランニングコスト0
ウルトラファインバブル生成ノズルは外部動力不要でランニングコスト0です。
ウルトラファインバブルを生成するためのエネルギーは水道の水圧のみでOKです。
電気・ガス・灯油などのその他のエネルギーは必要ありません。
そのためランニングコストが0です。
水さえ切れなければ自宅の中でウルトラファインバブル水を無限につくりだすことが可能です。
配管サイズはA呼称が使われている
ウルトラファインバブル生成ノズルは、メーカーにもよりますが一般的に配管のサイズはA呼称が使われています。
A呼称の読み方は「エーこしょう」と読みます。
A呼称を簡単にいうと「mm径の寸法」のことです。
例えば10Aであれば直径10mm、20mmであれば直径20mmになります。
既存の住宅にウルトラファインバブル生成ノズルの設置にかかる時間
既存の住宅にウルトラファインバブル生成ノズルの設置にかかる時間は戸建て住宅であれば約3時間程度です。
水道メーターが露出している場合は早くできます。
逆に水道メーターがコンクリートに囲まれている場合は時間がかかります。
水道水の塩素はどうなるのか?
ウルトラファインバブル生成ノズルを通った水道水の塩素は、細かくナノレベルに分解されます。
ただし浄水器のように塩素を除去する機能はありません。
井戸水は使えるのか?
ウルトラファインバブル生成ノズルは井戸水にも使えます。
ただし次の2点の注意が必要です。
生成ノズルの手前にフィルターを取り付ける必要がある(井戸水は砂・鉄分・不純物が多いから)
一般的な水道並みの水圧が必要(水道の水圧でウルトラファインバブルを生成しているから)
まとめ
今回は、ウルトラファインバブル生成ノズル・発生原理・特徴・サイズについてご紹介しました。
ウルトラファインバブル生成ノズルは、手のひらサイズで小さいですが、ウルトラファインバブルを無限につくりだすことが可能です。
取り付けも水道業者さんに任せれば簡単に取り付けてくれます。
ぜひ、今回の記事を参考にして、ウルトラファインバブルをお試しになってみてはいかがでしょうか。
家中まるごと ウルトラファインバブルについてもっと詳しく知りたいのでしたら、お問い合わせフォームや、フリーダイヤル0120-878-167(9:00〜19:00)までお問い合わせください。